2016-10-13 第192回国会 参議院 予算委員会 第4号
また、二〇〇三年十二月に米国で狂牛病と言われたBSE陽性の牛が確認されたために、日本は米国の牛由来のゼラチンやコラーゲンの食用としての輸入を禁止していましたけれども、この輸入も緩和いたしました。これが日本にとって不利益になるのではないかということを心配しているわけであります。 政府は、これまでこういったことを御質問すると、安全の基準に沿っているから大丈夫だというお答えでありましたけれども……
また、二〇〇三年十二月に米国で狂牛病と言われたBSE陽性の牛が確認されたために、日本は米国の牛由来のゼラチンやコラーゲンの食用としての輸入を禁止していましたけれども、この輸入も緩和いたしました。これが日本にとって不利益になるのではないかということを心配しているわけであります。 政府は、これまでこういったことを御質問すると、安全の基準に沿っているから大丈夫だというお答えでありましたけれども……
それから、衛生植物検疫についても、BSE陽性の牛が確認されて以降、日本は米国の牛由来のゼラチンやコラーゲンの食用としての輸入を禁止しましたが、米国からの強い要望によって見直しを行ってきました。
○野田国務大臣 本来これは委員長が答弁されることだと思うんですが、今御質問の、アメリカのサーベイランスの評価のことですけれども、ゼロ頭になってしまうかどうかというのはよく検討してみないとわかりませんが、米国のサーベイランスは、歩行困難牛など高リスク牛を対象とする抽出検査ですので、必ずしもすべてのBSE陽性牛を確認することができないというのは先生の御指摘のとおりです。
そこで数十万頭、最初の規模はそういうレベルから始まったわけですけれども、ヨーロッパ全体、共通のデータとして毎年公表しているわけですけれども、その中で、今言ったように、異常牛あるいはBSEを疑った牛、あるいは屠畜場で廃棄された牛、あるいは本当に食用に使われた牛といったようなカテゴリーに分けて、どのくらいの数に対してどのくらいのBSE陽性牛が出たか、それは日本の全頭検査と同じような格好でデータを出しております
我が国では、このために、免疫組織化学を行う場合には、BSE陽性及び陰性対照の組織切片を同時に反応させます。ウエスタンブロット法の場合には、使用する抗体と反応することがわかっておりますスクレーピー感染マウス脳から作製されました標準試料を希釈しまして同時に解析を行います。対照あるいは標準試料の反応が適切であれば、調べようとする材料、披検試料の判定を行います。
今回、米国直産の方からも、イギリスで調べた結果、BSE陽性というふうに出たことも踏まえてお伺いしたいと思います。
○横路委員 同じ影響評価の専門委員会の報告書の中に、「本評価報告は、我が国における過去の集積データ及び評価を行うに足る関連データに基づき、基本的には背景に予想されるBSEの汚染度、と畜場における検査でのBSE陽性牛の排除、安全なと畜解体法、特定危険部位の除去などの効率について評価し、二〇〇五年三月の時点での若齢牛のリスク等を総合的に評価したものである。」
そして、その隣の欄、十二と書いてあるのは、BSE陽性、そのうち、見つかった牛が十二頭いた。そしてBの欄、二十カ月齢以下の牛ではゼロであった、こういうふうに四欄に分けております。
このいわゆる全頭検査の科学的な意義につきましては、昨年、若齢のBSE陽性牛を発見し、食品としての流通から排除することにつながったことを含めて、そのリスク低減効果の程度等を慎重に議論する必要があるというふうに承知しております。
それで、BSE陽性の場合には一括して焼却して差し支えないという指導が厚生労働省からされておりまして、この牛の内臓も、他の牛の内臓とあわせて保管をされていた。そして、この内臓を含めまして、当該牛の屠体等は焼却をされた。この焼却の際には、と畜検査員による指示があり、私の方の家畜防疫員も立ち会って確認をしているということで、当該牛の処理は適正に行われたというふうに聞いております。
○武部国務大臣 老経産牛といいますか、先生方は特飼牛、こういうことにしているようでございますけれども、廃用牛、老経産牛については、農家のBSE陽性牛が発見された場合の同居牛処分への経営上の懸念、また、農家や生産者団体のBSE陽性牛が発見された場合の地域への影響の懸念、それから、屠畜場サイドの業務への悪影響への懸念等々の理由で、出荷や受け入れに消極的になる背景があるというふうに考えられておりましたし、
今回の事態を踏まえまして、農林省と厚生労働省は連携を強化をいたしまして、屠畜場におきましては食肉処理を行うすべての牛についてBSE迅速検査を実施をして、BSE陽性牛についてはすべて焼却をするとともに、BSE感染性がある特定危険部位であります脳、脊髄、目、回腸遠位部につきましては除去、焼却をすることにいたしました。